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シグマは、焦点距離50mmの固定式単焦点レンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「SIGMA DP3 Merrill」の発売日を、2月22日に決定したと発表した。「SIGMA DP3 Merrill」は、有効画素数4600万画素（4800×3200×3層）の「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」（APS-Cサイズ）を搭載したコンパクトデジタルカメラ。RGB全色を3層で取り込む構造のフルカラーイメージセンサーを搭載し、ローパスフィルターを省くことで、光と色の情報を余すことなく取り込めるようにした。焦点距離が50mm（画角は35mm判換算で75mm相当）、開放絞り値F2.8の固定式単焦点レンズを搭載し、開放からシャープな描写を実現。最短撮影距離は22.6cm、最大撮影倍率は1：3と、本格的なマクロ撮影にも対応している。画像処理エンジンは、イメージセンサーとともにDPシリーズ他機種と同じで、「TRUE II」を2基搭載した「デュアル TRUE II」を採用。連写性能は、HighモードのRAWファイルで最高4コマ/秒（7コマまで）。ISO感度はISO100～6400に対応する。搭載レンズの光学設計は、高屈折率SLDガラス1枚、グラスモールド非球面レンズ1枚を含む8群10枚のレンズで構成。諸収差を抑え、高屈折率ガラスを使用することで小型化を実現した。絞り値はF2.8～16。焦点距離19mm（同28mm相当）、開放絞り値F2.8のレンズを搭載して広角撮影に適した「SIGMA DP1 Merrill」や、焦点距離30mm（同45mm相当）、開放絞り値F2.8のレンズを搭載して標準域の撮影に適した「SIGMA DP2 Merrill」と使い分けることで、幅広い撮影シーンに対応する。このほか、撮像素子のサイズは23.5×15.7mm（APS-Cサイズ）。背面モニターは、3.0型液晶（約92万ドット）を搭載。記録メディアは、SD/SDHC/SDXC/MMCをサポートする。本体サイズは121（幅）×66.7（高さ）×80.6（奥行）mm。重量は400g（電池、メモリーカードを除く）。バッテリー寿命は約97枚。